工事周期の延伸について

修繕サイクルの比較

修繕工事周期の設定は、それにより工事回数が増減するため、ライフサイクルコストや資金計画を検討する際に重要となります。
たとえば下図のように、建物の寿命を72年と想定した場合、12年周期で修繕工事を行った場合は築72年までに5回工事が発生しますが、築36年目以降の工事周期を18年にすると4回の工事となります。
修繕サイクル

修繕周期延伸の5つのポイント

工事周期を延ばすためには当然ながら施工品質のレベルをあげる必要があり、さらに品質に裏付けされた工事保証を得ることが重要となります。管理会社や施工会社はメリットが少なく提案されにくいのが現状です。
また選定材料や施工品質によっていつまで次回の工事を延ばせるかという総合的な判断は責任のあるコンサルタントの実績とノウハウが必要とされます。
  • 詳細な建物調査診断
  • 適切な仕様の選定
  • 確実な保証を実現する施工と品質管理
  • 綿密な修繕計画
  • 定期的な点検

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